ラノベで分かりにくかった部分を解説します

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普段仲良くしてもらっている人から、感想を頂いたので、自分の考えをまとめておきます。

photo-credit: syui


そもそも全体的に分かりにくい



私も読みなおしてみて、全体的に分かりにくいし、複雑な話だなと感じました。

作者が言うのだから、間違いありません。

それ故に、シンプルな設定は魅力的ですね。

自分で読んでても複雑だったので、この辺りは反省です。


ユイという人物像について



1. まずは、ユイの本質を解説していきます。

ユイは、あまり自我というものを持ってないやつなのです。怒ることもなければ、悲しむこともない。

魔法都市に連れてこられて、上層部に、君の力があれば、みんな幸せになれる。だから力を使ってくれと言われるわけですね。そして、言われた通りにするわけです。

ユイは、力を使うに際し、自分が前に住んでた場所(紛争地)に比べ、魔法都市はいいところだなと思ったことから、魔法都市ベースで新世界が作られることになります。

これについては、レベル6も、自分達が作り上げた魔法都市に自信を持っていたようです。

2. 次に、ユイが自分の能力についてどう考えていたかを説明していきたいと思います。

ユイは自分と他人と比較することがなかったので、最初のうちは自分の能力を自覚してません。子供の遊び程度にしか考えてないです。

しかし、時間が立つに連れ、特にs3(シーズン3)では、他人と交わるようになり、昔よりは自分の能力を自覚するようになりました。

3. 次に、s1のラストでユイが直接攻撃されていることから、魔法都市側は、あまりに防御が無防備ではないかという問題について解説していきたいと思います。この辺は疑問を持たれた方も多かったのではないでしょうか。

これは、ユイの魔法は、計算を間違えると自分や仲間すら巻き込んでしまうため、一人の方が戦いやすいというのがあります。

また、魔法都市の人たちも自分が巻き込まれたくはないので、あまりユイに近寄る人はいなかったわけですね。もちろん、その存在がレベル6にしか知られていないというのも大きかったと思います。

そんなこともあり、ユイは、出身地でも魔法都市でも一人だった寂しいやつなわけですね。

魔法都市は、結構自由な街という設定で、人に無理強い、束縛しない傾向があるみたいです。そんなこともあり、魔法都市の上層部も、割りと各人が自由に動いていたという設定になっています。

自由に行動できるからこそ、その力を知ってもなお、自ら好んでユイに近づこうという奴はいなかったわけです。

4. 最後に、s1のラストでユイがなぜ涙を流したのかを説明していきたいと思います。

それは、アリスがたった一人の家族だったからではないでしょうか。

アリスはそのことに気づいてないし、話したこともなければ、今まで会ったこともないわけですが、唯一の繋がりが破壊されてしまうということに、深い悲しみを覚えたからだったと私は考えています。

ユイは、自我がなく、空っぽで、悲しみや痛みさえ感じないような奴だったので、この物語の上では、これは非常に重要な事だったと私は思っています。

ただし、この点については、読者の方々が色々と考えてもらえればと思います。

反対に、s3ではいとも簡単にアリスを犠牲にする道を選択します。

これについては、ユイにとっては、アリスが生きているか死んでいるかというのは、それほど重要な事ではなく、自分が納得できるか否かが重要だったからではないかと考えています。

例えば、アリスを助けたいと思っても、それができなければ、自分自身に納得できませんよね。また、アリスを犠牲にしてでもルールを変更しようと考えたのも、自分自身が納得出来ないからという理由から来るものです。

もちろん、ユイは、これを自分だけでなく、他人にも要求しています。真実を知った上で、アリス自身が納得できて、後悔しない道は何かを自分で選択させるというのもユイのスタンスだと思いました。


夢と現実の切り替え



私が観たことのあるアニメでは、CCさくらでも、他のアニメでも、夢の場面というのは結構な頻度で繰り返し出てきました。

よって、ココらへんをイメージして、夢の場面を何度か書きましたが、非常にわかりにくくなっていました。

具体的には、夢と現実の切り替えがうまく表現できていなかったということです。

この点についても反省です。


誰を視点に物語を進めていくのか



この作品は、たくさんの人間の視点から物語を進めているので、一貫性がなく、非常に分かりにくかったと思います。

しかし、これを統一するのは、非常に難しかったため、バラバラになってしまいました。



s1では、魔法都市の外、すべてが反対勢力のようなものでした。

新世界では、新たにユイによって作られたルールが敵みたいなところがありますね。

行きすぎた平和や正義がもたらした弊害みたいなものでしょうか。


平和が実感できない世界



流れとして、最初に悲惨な世界があり、そのため魔力を持ったものが、魔法都市を作った。

魔法都市を作った者は、魔法都市の創始者と呼ばれ、全員が魔法都市レベル6である。

レベル6、つまり魔法都市の創始者達は、7人居たが、1人だけ離脱する。

子供のほうが魔力が強い傾向にあるため、魔法都市の創始者は子供だし、そこに住む人々も年齢的に子供が多かった。

しかし、魔法都市の中は平和であるものの、魔法都市の外の世界は未だに悲劇が絶えなかった。

ある日、魔法都市は、強力な魔力を秘めたユイを発見。

したがって、魔法都市は、ユイの力により、外の世界も平和にしようと考えた。

このような流れになっています。

この点は、魔法都市は、日本に似てますね。日本の外では、シリアなんかがそうですが、私たちの想像をはるかに超えた悲惨な現状かと思います。

旧世界と新世界では、何が良くなったのか分からないという感想もあります。

しかし、主人公や登場人物は、基本、平和な世界の側にいますので、主人公や登場人物の周りはあまり変化していないという設定です。

旧世界と新世界で変化したのは、主に外の世界だったわけですね。


世界観から日常が伝わってこない



正直、s2,3の展開を急ぎすぎました。

もっと一般市民の生活の描写、他愛のない物事も表現していくべきだったと感じています。

しかし、これをやるのは大変なので、だいぶ省略しています。


カオスだけが印象に残った



...カオス...です...。

(これについては、ぐうの音も出ない


最後に



本来なら、この記事で書いた解説や補足がなくても、本編を読んだら伝わってなくてはいけないのであって、解説という名の言い訳には、全く意味がありません。

感想を頂いて、色々と反省する点は多かったです。

また、作品を読んでみた方は Twitter などで感想を飛ばしてもらえると嬉しいです。

あと、感想書いてくれた方は、ありがとうございました。では。


YUI -ユイ-