こぼれ落ちた水を見続けるか、歩き出すか

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こぼれ落ちた水を見続けるかタイプと、その場から歩き出すタイプがいると思うのです。

photo-credit: IconAarchive


例えば、あなたの両手に、たくさんの水があるとします。


その水は、時間とともに、必ずこぼれ落ちていくものです。


このような場合、こぼれ落ちた水を見続けてしまって、その場から動けなくなってしまうタイプと、その場から歩き出すタイプがいると私は、思います。


そして、水が落ちないように、両手を固く合わせれば合わせるほど、水がこぼれ落ちた時、その場から離れ辛くなるのも、また事実だと思います。


もちろん、どちらのタイプが、良いか、悪いかというものはありません。


しかし、今回、小説に登場させた人物の一人は、たぶん、後者のタイプだと思うのです。


彼は、最後、固く閉じた両手を思いきって広げました。


もちろん、この場合、手にある水は、こぼれ落ちてしまいます。


例えば、こぼれ落ちた水は、自分が唯一、誇れるものだったとします。


この場合、無くなってしまったものに思いを馳せ続ける人もいますし、思いきってその場から歩き出す人もいます。


そして、いずれ無くなってしまうものを、思いきって捨ててしまうことで、その場所から歩き出しやすいというのも、また事実だと思います。


といっても、意味がよく分かりませんよね。私も実はよく分かっていません。


ただ、今回書いたお話(小説)の補足としては、こんなところです。では。