Manjaro Linuxのカスタマイズ vol.2

arch
インストールしているアプリや設定など。

photo-credit: syui


Manjaro Linuxのカスタマイズ vol.2



前回の続きです。


具体的には、 Manjaro Awesome を使います。


はじめに



Manjaro Linuxの良い所は、Arch Linuxのような壊れやすさがないという点と、初期設定が楽という点です。


そして、Arch Linuxの良い所は、不要なアプリが入ってない点です。これは、セキュリティ的に見てもプラス要因です。


もちろん、入っているアプリが少ないということは、低スペックマシンでも快適に動作します。


ただし、この点は、ハイスペックすぎるマシンが溢れている現代において、問題になることは少ないと思われます。


私は、DesktopにAwesomeを使っています。


Awesomeの良い所は、ウィンドウ操作が定型的である点と、カスタマイズしやすい点です。


個人的には、Windows,Mac,Ubuntuなどの一般的なOSには、無駄なスペックを消費する使わないアプリが沢山インストールされていると思っています。


この点で、パソコン用途が多岐に渡らないのならば、Arch系のOSを使う価値は十分にあると考えます。ちなみに、私は、Gentoo系よりも、Arch系のほうが好きです。


理由としては、最新パッケージが試しやすいから...という理由ではなく、ロゴがカッコいいからなんですけどね。


Yaourt



# 各種パッケージのインストール
$ pacman -S base-devel

# Yaourtのインストール
$ sudo pacman -Sy yaourt

# キャッシュの削除
$ sudo pacman -Scc



参考:
https://wiki.archlinux.org/index.php/Yaourt


GRUB-Customizer



ブートローダーのカスタマイズをしましょう。


ブートローダーというのは、簡単に言うと、OSを選択するためのものです。電源ボタンを押すと、一番に起動するシステムです。


ただし、これが壊れると修復には面倒が伴いますので、 GUI で操作するのが良いと思われます。


$ sudo pacman -S grub-customizer

$ sudo grub-customizer



参考:
http://wiki.manjaro.org/index.php?title=Grub-Customizer


SLiM



SLiM は、ログインマネージャーです。


ここでは、SLiM のデフォルト設定が、「起動時にログイン画面を表示する」となっているため、自動ログインを可能にしてみることにします。

$ sudo vim /etc/slim.conf


- # default_user        $USER
+ default_user        $USER

- # auto_login          no
+ auto_login          yes



以下のコマンドで一発設定できます。

$ sudo echo -e "default_user $USER\nauto_login yes" >> /etc/slim.conf



私の場合、ウィンドウマネージャは Awesome なので、自動起動するようにします。

$ vim ~/.xinitrc

###################
exec "awesome"



これについてもコマンドでできます。

$ cat ~/.xinitrc

$ sed -i '$d' !$ && echo exec \"awesome\" >> !$



後は、再起動でもして確認してみてください。

$ reboot



これで、面倒なログイン画面が消えましたね。


SLiM 自体を無効にしてもいいのですが、OSの基本機能として残しておいたほうが良いです。


Keyboard



続いてキーボードの設定です。まずは、好みのキー設定を行います。キーコードを確認しながら変更していきましょう。


キーコードの確認については、こちらの記事を参考に、スクリプトでも実行しながら行っても良いです。


ただし、以下の方法のほうが簡単です。終了するには端末を閉じます。

$ xev | grep -A2 --line-buffered '^KeyRelease' | sed -n '/keycode /s/^.*keycode \([0-9]*\).* (.*, \(.*\)).*$/\1 \2/p'



参考:
https://wiki.archlinux.org/index.php/Extra_Keyboard_Keys


$ localectl status

$ localectl list-keymaps

$ mkdir ~/tmp

$ cp /usr/share/kbd/keymaps/i386/qwerty/jp106.map.gz .

$ gunzip jp106.map.gz

$ mv jp106.map jp106_mac.map

$ vim jp106_mac.map

############################
# keycode  58 = Caps_Lock 行を編集
keycode  58 = Control

# keycode  89 = backslash underscore 行を編集
keycode  89 = underscore
############################

$ gzip jp106_mac.map

$ sudo mv jp106_mac.map.gz /usr/share/kbd/keymaps/i386/qwerty

$ loadkeys jp106_mac

$ sudo vim /etc/vconsole.conf

############################
KEYMAP="jp106_mac"
############################

$ sudo vim /etc/X11/xorg.conf.d/20-keyboard.conf

############################
Section "InputClass"
Identifier "system-keyboard"
MatchIsKeyboard "on"
Option "XkbModel" "jp106_mac"
Option "XkbLayout" "jp"
#Option "XkbVariant" ""
EndSection
############################



参考:
https://wiki.archlinux.org/index.php/Keyboard_Configuration_in_Console


もっと快適にしたい場合は、以下の設定ファイルを使いましょう。


http://d.hatena.ne.jp/munepi/20120114/mba


key keysym
! exclam
" quotedbl
# numbersign
$ dollar
% percent
& ampersand
' apostrophe
( parenleft
) parenright
* asterisk
+ plus
, comma
- minus
. period
/ slash
: colon
; semicolon
> greater
? question
< less
= equal
@ at
[ bracketleft
\ backslash
] bracketright
^ asciicircum
_ underscore
` grave
{ braceleft
| bar
} braceright
~ nobreakspace



参考:
http://pc-usr.seesaa.net/article/292886810.html


Touchpad



タッチパッドを使いやすくしていきます。デフォルトの設定は、すぐに動いてしまうのと、基本機能がないのがよくないです。


以下の設定をすれば、OKです。

$ sudo vim /etc/X11/xorg.conf.d/50-synaptics.conf

############################
#Option "TapButton1" "1"
Option "VertTwoFingerScroll" "1"
Option "HorizTwoFingerScroll" "1"
############################



参考:
ubuntu-で三本指スワイプ


urxvt



クリップボード関連を設定していきます。

$ sudo yaourt urxvt-clipboard

$ git clone https://github.com/muennich/urxvt-perls



Gnome-Terminal



設定やペーストなどが簡単なので、使用すると良いです。

$ sudo pacman -S gnome-terminal

$ gnome-terminal



Firefox



私は、MacやWindowsでは、Chrome(Chromium)を使いますが、Linuxでは、Firefoxを使うという少し変わった人です。


なので、インストール後に最低限の設定をしていきます。

$ sudo pacman -Sy firefox

$ firefox &



vimperatorというアドオンをダウンロードします。


設定は、ホームディレクトリに設定ファイルを置きます。

" 移動幅変更
noremap j 5<C-e>
noremap k 5<C-y>

" ブックマーク追加
map a :bmarks<CR>

" 戻る/進む
noremap h <A-Left>
noremap l <A-Right>



プラグインマネージャーもあります。

https://github.com/cd01/vimppm


Awesome



色々なツールを使い出してきたら、Awesomeの設定を行ってみます。

-- https://github.com/silenvx/dotfiles/blob/master/misc/default/XDG_CONFIG_HOME/awesome/rc.lua
-- Terminal
terminal = "gnome-terminal"

-- Applications
-- Firefox
awful.key({modkey}, "d", function () awful.util.spawn_with_shell("firefox") end),


-- モニターのフォーカスを変更する
awful.key({modkey,            }, "F1",     function () awful.screen.focus(1) end),
awful.key({modkey,            }, "F2",     function () awful.screen.focus(2) end),
-- モニターからモニターにウィンドウを移動させる
awful.key({ modkey,           }, "i",      function(c) awful.client.movetoscreen(c,c.screen-1) end ),
awful.key({ modkey,           }, "o",      function(c) awful.client.movetoscreen(c,c.screen+1) end ),


参考:
https://wiki.archlinux.org/index.php/Awesome


さいごに



思ったこと



使うと効果的なものほど、最初は不便に感じるものです。


よって、Archないしは、Manjaroも最初は不便ですし、Awesomeについても同様です。


しかし、触っていれば分かってきますし、使えるようになってきます。


Gentoo系、Arch系のOSを使いこなすには、要は、どれだけ触るかという問題です。


ただそれだけのことなので、触り続けることが大切だと思います。


触り続ける



では、どうやって触り続けるのかということが次の問題になってきます。


この点、メインのパソコンに強制的にインストールするのが最も効率のよい手段でしょう。


しかし、この手段は、非常に危険です。


何もできなくなってしまう恐れがあります。


ただし、CLIを普段から使っている人は、その恐れは非常に少ないかと思われます。


なぜなら、CLIというのは、大抵どの環境であっても使うことができるものです。


また、応用可能性で言えば、他のツールを圧倒的に凌ぐでしょう。


したがって、普段、CLIを使っている人は、メインにインストールしても良いかと思います。


反対に、GUI中心の方は、サブ的なパソコン使用のために使ってみてはどうでしょうか。


もちろん、仮想環境に置いても構いませんが、これはあまりオススメしません。


なぜかというと、Arch系のOSには、ハード的な設定が非常に重要になってくるからです。


注意事項



この記事は、あくまでパソコンのことをあまり分かってない初心者が書いたものです。


よって、初心者の個人的な見解に過ぎません。


あくまで、参考程度、もしくはそれ以下に評価していただければと思います。