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統計学について

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統計学最強説について

photo-credit: syui


現在、過去、未来



「今この瞬間に意識を集中しろ」とか「今だけを大切にしろ」とか「目の前のことだけがすべてだ」とか言われることがあります。

今回は、このことについて自分の考えを書いていきたいと思います。

この事について語るには、まずは、過去のお話からしていかなければなりません。

今だけを大切にしている人は、過去を軽視しがちな印象があります。

しかし、過去というのは、とてつもなく大切なものです。

これについては、例えば、統計学というものを例に挙げて解説していこうかなと思います。

過去を大切に思わない人は、統計、やらないのかな...。

まあ、それはさておき、統計学、ないしは統計というのは、「過去のデータを元に計算し、未来を予測、それを現在に活かす」という目的のものです。

ここで、統計学においては、過去が最も重要視されます。

例えば、あなたが、物を並べてそれを販売する店の経営者だったとします。これは、コンビニの店長とか、スーパーの店長とかをイメージしてみてください。

そこで、あなたは、「ある商品が1週間でどれだけ売れたか」を①性別、②時間帯の2つの要素で統計し、「当該商品は、男性が9:00-10:00のうちに購入する確率が80%」という結果を得られたとします。

そして、あなたは、この結果を元に、朝から男性客が9割を占める駅の売店でその商品を販売した結果、一定の利益を生み出すことに成功しました。

これは、「過去のデータを元に計算し、未来を予測、それを現在に活かす」というものであり、何より過去のデータが重要視され、それに基づいて人の行動を決することになります。

過去の情報が役に立つことをお分かりいただけたでしょうか。

では、次に、未来についての重要性を説明していきます。ただし、文章を書くのが面倒になってきましたので、この辺りの説明は簡単に終わりたいと思います。

未来の重要性をイメージするには、例えば、名だたる経営者達を思い浮かべると手っ取り早いと思います。

ここで、果たして、彼らは、今この瞬間だけを意識していたでしょうか。

思うに、未来を見ていたものも少なくなく、更には、今だけを意識していたら、新しい製品を生み出すことはできないような気がします。

ということで、やっぱり、時には未来を見ることも大切だと思います。

最後に、現在の重要性についてです。

たしかに、現在は大切です。

しかし、現在を大切にするあまり、無茶なことをいう人も少なくないような気はしています。

例えば、「常に今だけに集中しろ」とか。

私の個人的な考え方からすると、これは間違いです。

私は、人生や1日のうち何度かは、必ず「勝負どころ」というものが存在すると考えています。

そして、私が現在に集中するように心がけているのは、おおよそ、この「勝負どころ」の場面に限られます。

"常に"現在だけに意識を集中することは不可能ですし、もし可能だったとしても、とても疲れてしまいます。

今という時間はとても大切ですが、「過去、現在、未来」のすべてが大切なのであって、今この瞬間に意識を集中するのは、特定のポイントだけで十分だと私は考えます。

もちろん、ポイント以外にも頑張ってもらって結構だと思いますが、それでは、バテてしまいますよ。

そして、バテると、大事なポイントを外してしまうことにもなりかねません。

このことから、休むこと、頑張り過ぎないことも意外と大切なことなのかもしれませんね。

さて、最初に過去の重要性の話をし、そこで、統計学を例に挙げたと思います。

今回は、追加文章として、統計学について私が思うところを少しだけ書いていきたいと思います。


統計学最強説について



統計学は最強の学問と言われることがありますよね。

私は、有効ではあるものの、統計学は最強でもないし、絶対でもないと考えています。

以下、私にとっての統計学を解説します。

統計学は、過去のデータに基づいた確率論です。

例えば、あなたが株でも証券でも為替でも何でもいいので、何らかの投資を行っていたとします。

そこで、あなたは、過去の値動きを分析し、統計したとしましょう。

統計の結果、あなたは、特定の値動き後には必ず株の値段が上がることを発見したとします。

あなたは、この事実を発見し、有頂天になるでしょう。

なぜなら、自分が発見した特定の値動き後に株を買うと、100%確率で利益を出せるという統計がでているからです。

しかし、多くの場合、上記のような統計に基づいた投資は、成功しません。

なぜなら、統計学は、人間の心理が作用する分野では、その真価を発揮することが少ないからです。

人間の心理が作用する分野というのは、例えば、経済が挙げられます。

経済は、人間の心理で動いていると言っても過言ではありません。

ここで、統計は、あくまで過去のデータに基づいた結果です。

よって、過去のデータを元に計算した結果、それが100%の確率を示したところで、必ず今後も同じようなことが起こるとは限りません。

未来においては、何が起こるのか分からないからです。

例えば、あなたはアイスクリームが好きで、毎日食べていたとします。

しかし、次の日には飽きているかもしれないし、病気で食べられなくなるかもしれない。

したがって、統計学は、過去の統計を元に未来を推測する目的のものですが、やはり、絶対ではないのです。

しかも、株や為替の値動きでもそうですが、同じ動きは、一つとして存在しないものです。

そして、未来においては、常に新たな値動きが形成されていくことになります。

これは、同じものが一つとして存在しない私達の世界と似ています。

例えば、クローンでも、細かい部分を見ていけば、やっぱり両者は違うものなのです。

また、同じ心理も一つとして存在せず、今この瞬間に存在するのは、今この瞬間に感じている心理だけなのです。

自然分野では、一定の真価を発揮する統計学ですが、人間の心理が影響を及ぼす分野については、有効ではあるものの、最強と呼べる感じではないなと私は思っています。

更に、統計学では、一定の結果を導くために必要な要素の特定や計算方法、集計など非常に難しい部分があると思います。

難しいというのは、時間的、物理的に難しいということです。

なので、私も、たまに確率論で物を言うことがありますが、統計学が最強とは思っていませんね...。