アニメ、物語の感想



化物語~物語


なんかタイトルが統一されておらず分かりにくいので、化物語から続く物語系ということで、いくつか再視聴してみました。

ということで、思ったことをつらつらと。

羽川さん


羽川さんは、白という色で表現される女の子。

しかし、私にとって白という色は、単なる色の一つであり、特徴のある色の一つ。特別な色でも何でもない。

あえて言うなら、光の中にある色という意味では、人間にとってもこの宇宙にとっても特別な色かもしれない。

この色は、作中では「正しさ」として表現されているし、それは他の作品でも概ね一致する。

しかし、白は私の中では正しさのようで、正しさではない。私の中での正しさというのは透明色なのかもしれない。

そして、白と透明は、全く、全く違う。ぜんぜん違う。

話を作品に戻すと、羽川さんは、私には、核に白を添えているも、周りは真っ黒な、そんな人間に見えた。

羽川さんの何が黒なのかというと、頑固さ、頑強さ、狭窄さを感じさせるからだ。

確かに、彼女は正しいのかもしれない。真ん中が白ならば、それは当然だ。

ただし、彼女は自らの間違いを認めない。なぜなら、その頑固さは作中で最も強いからだ。

他にも、彼女は絶対に助けを求めない。人に何かを要求しない。

その点で、羽川さんとガエンイズコとは相反するタイプだと感じた。ガエンイズコは、こういっている。

「人は助けあって生きている。いや、生きていけるんだよ」

もしかしたら、羽川さんが両親に対して、この頑固さを少しでも緩めて、歩み寄ったら、問題を発生させるようなストレスは生じなかったかもしれない。嫉妬を生じなかったかもしれない。彼女が発生させた問題は、間違いなく、彼女の責任だと私は感じた。少し厳しいけれど、そう感じてしまった。

例えば、彼女が父親に殴り飛ばされるのだけど、彼女がその後言ったセリフは興味深いし、彼女の本質を突いているように感じる。忍野メメは、「気持ち悪い」と表現したが、この点で言えば、私は彼の考え方に最も近いのかもしれない。

私が思ったのは、「なぜ父親が自分を殴ったのかを考えていない」ということだ。

この事件で言うと、彼女は正しい。しかし、それだけだ。彼女は多分、この件でこうように考えているのだろうと思う。

「なんで自分は間違ったことを言っていないのに、正しいことを言っているのに、なんでだろう。普通の人間は正しいことを指摘されると、すぐに怒って、感情的になるのだろう」と。

私にとって、正しさというのは、ある意味で頑固さとは無縁なもので、ある意味で柔軟なものだと思ったからだ。

かといって、これが一般的な正しさかというと、そうではないだろう。

さて、多分、彼女の性質が、頑固さが、頑強さが、狭窄さが周りに強い影響を及ぼしているのが原因だと思った。

この意見は、やはり、忍野メメの意見とかなり一致しているような気がする。たしか彼はそんなことを言ってたと思う。あまり覚えてないが。

次に、彼女は真ん中が白で周りは黒だ。私の印象だが、この性質を持った人間は、自分の正しさと他人の正しさが違うことを認めていない。そんな印象を受けた。どんな人間でも自分の正しさによって、説得できる、説得されると思っている。そんなふうに感じた。

物事を順序立てて理解することに長けている。が、物事を直感的に理解することに欠けている。そして、もっとも重要な欠点は、感情を読み取る能力に欠けると考える。

なでこ


なでこって、本質的にあの子に似てると思った。えっと、俺妹のきりのに。普段は表に出さないけど、内面はあんな感じなんだろうなー。心の声が聞こえてくる。

特に、夜中ウロウロしてるところをアララギ家に連れてかれた時に、彼女は、ひどい目に合いすぎてる。

金髪幼女に嫌味を言われたり、月火によく分からん追求を受けた上に髪の毛を切られたり。

正直、なでこが蛇神化したのって、こいつらのせいなんじゃないかって、私はそう思ったりした。

特に、金髪幼女に嫌味を言われて彼女が去って行く時のなでこの表情を見ると、心のなかで「むかつく、むかつく、むかつくー!!!」って言ってるように見えた。いや、表情を表面上になぞると、そんな風には見えないのは確かなんだけど、なんとなく。そして、そのイメージが俺妹のきりのにすごく似てた。

きりのの性格って絶対に仕返ししないと気がすまないってタイプだと思うので、蛇神化もそういうところがあったのかなとふと思った。これ80%は金髪幼女の責任では?

ちなみに、15%が扇、5%で月火。ただ、作品的には最終すべての責任を扇が負うんだろうなという予想。まあ、これは今回関係ないか。

しかし、感想読む限り、なでこを嫌いな人多いみたい。

私は面白くて好きなんだけどな。

このタイプって、すべて反射で説明できることが多いように感じてる。

「くちなわさん、自分の手首とお話している人を見たら、クラスメイトはどう思うと思う?可哀想な子って思うの」

思わねえよ。

そう思うのは、きっと、なでこちゃん自身なんだろうな。そして、そういうのを最も嫌がるのも、なでこちゃん自身なんだろうな。

忍野扇


疲れてきたので簡潔に。

ラスボスっぽい雰囲気の子。

羽川さんよりも、むしろこっちのほうが正しさに近いと思う。

また、羽川さんとの比較だけど、羽川さんは、強力な頑固さが特徴的だが、彼は、強力な柔軟さが特徴的に思う。

つまり、私にとって彼のほうが、白色っぽい気がする。

そして、この子は、物事を直感的に理解することに長けている。

戦場ヶ原


アララギの彼女。

本質的にアホな子。

ただし、テンプレート的のアホな子とは異なる。

ガエンイズコ


合理化、効率化人間。

なんでも知っていると自称する。確かに色々知っている。

色々と知ってることを繋げて予測を立てることを得意とし、多分、別世界を知っている。

主に彼女が優位に使う知識は、この別世界のことだろうと推測できる。

カイキ


反発人間。正しさや信念を持たない。持たないからこそ、目の前の物事から反発して出来上がったものが彼自身となる。

カッコよさというか、なんかよく分からん渋い感じを出したいと願う、えーっとこう言うのはなんて言うんだったかな。ナルシスト?中二病?

人に気持ちを最も重要視すると言っているだけに、重要なポイントを抑えている、抑えることが得意な人間だと思った。というか、オカルト研究会の人間は、みんなこの点については共通しているのかもしれない。微妙だけど。

まあ、そんな感じで。